ウレタン塗膜防水工事は1日で終わるの?
コラム
ウレタン塗膜防水工事は、塗装自体は1日で終わることが多いです。
ただ、実際には養生や下地処理、乾燥時間などが含まれるため、全体の作業にはもう少し時間がかかります。
まず、塗装作業に入る前に養生作業を行います。
養生は、塗料が他の部分に付かないように保護するための作業です。
例えば、壁や周辺の設備、床面などをビニールやテープで覆って、塗装が影響を与えないようにします。
塗装したい部分と、塗装しなくてよい部分の区分け作業です。
この作業は非常に重要で、しっかりと行わないと塗料が他の部分に付着して景観を損ねてしまうことがあります。
養生にかかる時間は、面積や周囲の状況によって異なりますが、数時間から半日程度は必要です。
次に、ウレタン塗膜防水を施すためには、下地処理も欠かせません。ひび割れや凹凸がある場合は、修繕や補修を行ってから塗装します。
この下地処理も状態によっては、それだけで1日かかってしまうこともあります。
そして実際に塗装していきますが、一度塗った後に乾燥させる時間が必要です。
天候や気温なども考慮しながら乾燥時間を決定します。
このようにウレタン塗膜防水工事は塗装以外の作業も発生するため、実際には数日を要することが多いです。